エレキベース初心者がまず最初に購入するべき11個のセット

エレキベース初心者がまず最初に購入するべき11個のセット

だいぶ不定期にも程があるが、第一弾『エレキベース初心者必見!各部パーツ解説~中級者向け補足あり』に引き続き、エレキベース初心者のためのシリーズ第2段。

今回はエレキベースを始めたばかりの人や、これから始めたいという人が、ベース本体の他に最初に購入しておくと便利な役立つアイテムを紹介。とその前に、よく『エレキベース初心者セット』というものがあるがこれはどうなのかについて触れておこう。

 

エレキベース初心者セットはどうなの?

エレキベース初心者セットはどうなの?

よくAmazonや楽器屋に「エレキベース初心者入門セット」、「スターターパック」などのベースを始めるのに必要な付属品セットが安く売っていたりするが、これを購入すればいいんじゃないの?という点。

僕の答えは『必要ない』。

理由は、そのセット内容のものは使わないか、質が低い物しかないからである。安いから当然と言えば当然なのだが、本体はともかく、付属品は個別に買ってもそんなに値の張らなくて良い物がある。

初心者セットの何が具体的にダメなのかというのは、この下で個別に触れているのでそこで見て欲しい。あと個人的な経験から、こういうセットを買った人はしばらくして辞めてしまう人の割合も多い気がする。

参考までに、初心者セットの相場はざっと見た感じ1万4千円~2万5千円程度でした。ベース本体を含めた金額としてはやはりかなり安く思う。だけど、そういうベースは変な癖も付きやすいし、初心者として分からないなりにも、満足感は低く感じると思う。

 

さて、それでは以上を踏まえて、改めて初心者が最初に揃えるべき11個のアイテムとオススメを紹介しよう。ちなみに下記の参考金額は、上を向けばキリがないので、まぁこれくらいの製品なら問題ないだろうという金額です。

1. 弦

弦は長期間張っていると、音はくすみ正確な音程も出せなくなってくるので定期的に張り替えましょう。目安は3ヶ月程度。ただ、僕は張りたての音が好きで1ヶ月に1回変えてるし、長い期間張って弦が死んだ音が好きだという人はずっと張りっぱなしだし、ある程度は好みだと思います。

僕は弦の種類をちょくちょく変えるのですが、最近はFENDERアメデラにはダダリオ。LAKLAND SL44-60はコーティング弦のElixirを張っている。

コーティング弦はその名の通り、弦が皮膜で被われており長期間、音色が劣化するのを防ぐ効果がある。3ヶ月~半年くらい張ってる人が多いんじゃないだろうか。デメリットとしては値段が高い、アースが取れない(ノイズが出る)など。

最安ではSOUND HOUSEのPLAYTECHの弦が550円で、使ったこともあるが手触りがめちゃくちゃザラついてたり、折れ目がついてたりしてて、決して使いやすいとは言えなかったけど、まぁ使い捨てとして使い道はあると思う。

弦の参考金額:1,000~2,000円(4弦1セット)

おすすめはDaddario(ダダリオ)!

 

2. チューナー

音感というのは正確な音程を聞きながら練習すればするほど耳も良くなる。逆もまた然りで、チューニングがズレたままでベースを練習してると音痴になるので注意。練習する時は毎回チューニングするようにしましょう。

おすすめはペダル式チューナーなら僕も使ってるKORG Pitchblack。5,000円程度で性能も申し分ない。近いとこではポリフォニック(複数弦同時)チューニングが可能なTC ELECTRONIC PolyTuneなどもあるが、その機能はベースではあまり出番はないと思う。

あとは、チューニングの精度などは劣るが、いつでもどこでもチューニングできるクリップ式チューナーもおすすめ!ペダル式はでかいしシールドがいるけど、こっちはポケットからさっと取り出してチューニングができるという優れもの。僕が使っているのはKORG AW-2G

チューナーの参考価格:2,500~5,000円

オススメはPitchblack(ピッチ・ブラック)!

 

3. シールド

ベースをアンプやチューナー・エフェクターに繋ぐケーブルのことをシールドと言います。シールドは長ければ長いほど音が劣化するので短い方がいいのですが、家だけでなくライブハウスやスタジオで使う場合は最低3m、できれば5mくらいのものを用意しましょう。

また、ぐるぐるとコイルのように巻かれたカールコードタイプが一見便利そうですが、上記の理屈から音の劣化が激しく僕は好きではありません。

僕は前までBELDEN 8412をメインで使っていましたが、現在CUSTOM AUDIO JAPANに変えてからは、柔らかくて取り回しもいいし音もスッキリしました。

シールドの参考価格:1,000~4,000円

オススメはCUSTOM AUDIO JAPAN(カスタムオーディオジャパン)!

 

4. ストラップ

ストラップはベースを立ったまま演奏するのに必要です。安価な物はナイロンや布製のものが多いですが、プラスチック部分が壊れやすいので注意。また、ストラップが外れて大事なベースが落ちないようにロックピンを付けるのもおすすめ。

重要視するのは、まず調節できる長さの範囲。ストラップによっては調節できる範囲が小さく、自分の弾きやすい長さに出来ない場合もあるので注意。続いて幅。細いとスマートに見えますが肩への負担が大きくなるため僕は太い方が好きです。また、素材によって滑りやすさが異なってきます。しかし、なんといっても一番大事なのは見た目。好きなモノを選びましょう。

ストラップの参考価格:500~4,000円

 

5.ピック

ベースの指弾き派とピック弾き派による論争は絶えない。しかし、そんなことは置いておいて、おすすめは三角のおにぎり形のピック。持ちやすくて安定するのでベーシストではこの形を使っている人が多い。

また厚さも好みだが、僕の好きなベーシストはESPの1mmすべり止め付きのピックを使っている率が高い。僕もよく使っている。

ピックの参考価格:100円(一枚)

オススメはおにぎりタイプ!

 

6. メトロノーム

ベーシストの命とも言えるのがリズム。リズムキープするのはドラマーだけの役割ではありません。そして、リズム感を養うのに必須なのがメトロノームです。

ネジを巻いて振り子をカチカチさせるアナログなものもありますが邪魔なだけなので、デジタル式がおすすめです。僕は普段ベースを練習する時にはDTM環境に繋いでるのでDAWソフトで鳴らしたりしてますが、それとは別にBOSS DB-30も持っています。アクセントを付けたりレコーダー機能付きの高性能なメトロノームも便利ですが、ピッピピッピ鳴ればそれだけで十分です。チューナー機能付きもあり便利。

メトロノーム参考価格:1,000~3,000円

オススメはデジタル式!

 

7. ギタースタンド

スタジオやライブハウスでは大抵用意されていますが、部屋にも用意しておかないといちいちケースに直さないといけないというめんどくさいことになります。また、壁に立てかけたり床に置くのは、ネックに負担がかかってしまう為あまり良くありません。

ギタースタンドは基本的にどんなものでも大丈夫ですが、意外と場所をとります。そんな時は首の無いタイプのHERCULES STANDS GS302Bなどが省スペースでいいかも。持ち運びも可能なサイズなので、たまにライブハウスなんかにも自分用で持ってきてる人がいます。

ギタースタンド参考価格:500~2,000円

 

8. ギター(ベース)ケース・ギグバッグ

ベースの持ち運びや長期保存の際にはギターケース(ギグバッグ)が必要です。柔らかい順に、ソフトケース、ギグバッグ、セミハードケース、ハードケースとあり、安いベースには最初にソフトケースなどが付属しています。しかし、ソフトケースはクッション性がほぼなく、布に覆われた裸状態です。ハードケースまで行くとかなりの重量になってしまうので、普段使いにはギグバッグ、セミハードあたりがおすすめです。

僕はLAKELAND標準のケースと、石橋楽器オリジナルブランドのMAVIS エレキベース用ギグバッグ MULB/BKを使用していますが、これは安い、軽い、丈夫!石橋楽器のオリジナル商品は良い物が多い。

ベースケース参考価格:6,000~16,000

オススメはセミハードケース!

 

9. エフェクター

音色を変えたりギターのように歪ませたりできるエフェクターですが、人によってはまったく必要ない物。しかし、エフェクターは使うとその面白さがわかる!ベーシストの定番としては歪みの他にも、SANS AMP BASS DIやMXR M-80 Bass D.I. +などのプリアンプが代表的です。

しかし、そこでおすすめなのがZOOM MS-60B。歪みや上記サンズアンプやMXRのプリアンプシミュレーター、空間系やフィルター系、さらにはチューナー機能など様々なエフェクトが入ったコンパクトペダル型のマルチエフェクターです。初心者でもこれがあればひと通りエフェクターが使えるし、ZOOM MS-60Bは8,000円くらいなんですけど、バカにできないくらい再現度が高くて間違いなくコスパは最強です。

エフェクター参考価格:8,000円~

オススメはZOOM MS-60B!

 

10. ベースアンプ(モニター機材)

ベースの音を増幅させスピーカーの役割を果たすのがベースアンプ。11個のうちにあげといてなんですが、僕はベースアンプは要らないと思います。なぜなら騒音問題などの理由から家でアンプを鳴らせるような環境にいる人は少ないと思うから。結局ヘッドホンを繋いでしか使ってないなんてことになります。

ただ、ベースを生で弾いていても面白さが半減ですよね。先ほども述べたように、僕は練習の時にはDTM環境に繋いで、音は主にヘッドホンで聞いてます。他にもヘッドホンで聞く方法ならアンプじゃなくて、モニター機能のついてるエフェクターやVOX amPlugなどを使えばもっとコンパクトに収まるので、それを念頭に置いて自分の環境にあったものを選ぶのが良いと思います。

モニター機材参考価格:3,000円~

 

11. メンテナンスグッズ

ボディを磨くポリッシュや指板を綺麗にするレモンオイルなどなど、ベースのメンテナンスに必要な物はいくつかありますが、中でもクリーニングクロスは最初に買っておきましょう。

クロスはベースを磨く布で、メガネ拭きみたいなものです。ベースを弾いた後は必ず弦を拭くようにすれば弦が死ぬまでの長さが全然変わってきます

僕は3,000円くらいのHOSCOのキョン・セーム皮のクロスのいびつな形や手触りが気に入って使用してたけど、2回連続失くした時にもう諦めた。今はMORRISやARIA、FERNANDESなど500円くらいの安いものを使っています。材質がふさふさな物はベースの様々な隙間に入り込むので、僕はツルツルかキメの細かいクロスを使うようにしてます。

クリーニングクロス参考価格:500円~3,000円

 

ベース初心者が最初に買うべき機材まとめ

以上、エレキベース初心者が初めに揃えるべき11個のアイテムでした。

チューナー機能のあるエフェクターやクリックなど、多機能なものをうまく買い揃えれば初心者セットと同じくらいの値段で揃えられると思います。楽器屋などで買う時はベース本体と一緒に買うからまとめて安くして!と言えば値引いてくれるかも・・・?

さて、次は様々なエレキベースの種類でも紹介してみようと思ってますが、もし、あれが知りたい!これが知りたい!っていうのがあれば是非コメントください。随時更新していこうと思います。

7月18日追記:ベースのチューニングに関するすべてを更新しました。