【1分でわかる】音楽ジャンルの歴史をなぞった演奏動画まとめ
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音楽の歴史は長く、今まで色んなジャンルが生まれてきました。
そして、それがそのままその次代を象徴するジャンルになったりするくらい、その都度主流となるジャンルは移り変わっています。
バンドマンなら自分たちのスタイルやジャンルをカバー出来ていればいいんですが、スタジオプレイヤーとかになると現場で即「ちょっとボサノバみたいな雰囲気で~」とか「ラテン系のノリで~」とかがしょっちゅうあるので幅広くカバーしてないといけないんですよね。
ただ、全ジャンル1から10まで知らなきゃいけないかというとそうでもなく、例えばシャッフルとか跳ねたビートだったりウォーキングフレーズを弾けばジャズっぽいとか、経過音はさむととブルースっぽいとか、そのジャンル毎に特徴的なリズムだったり音使いというものがあるのでそれを弾けばだいたいそんな雰囲気になります。
なので、どんなジャンルがどんな曲調なのかっていうのは知っておくとなにかと楽ですよ。
そして今日は、そんな音楽ジャンル移り変わりの歴史をたった数分の演奏動画で表現した作品を3本紹介します。
1. わずか1分で13つものジャンルが変化する「Justin Genrelake」
ジャスティン・ティンバーレイクの「My Love」を次々とジャンル変化させて演奏しているのはYoutubeで活動する音楽グループ『cdza』。
この素早い切り替わりは面白いですね。
ただやはり1分ということで一つ一つのジャンルが短かいのと、ジャンルの「ぽさ」はあるんだけどなんちゃって感が少し強いですね。
2. 3分で16ジャンルを演奏する「An Abridged History of Western Music in 16 Genres」
1つ目と同じくcdzaの作品。西洋音楽の歴史の移り変わりを次々と演奏していきます。
グレゴリオ聖歌からはじまって、バロックやクラシック、マーチにジャズにソウル&ブルース、レゲエ、ディスコ、パンク、メタル、ラップ、ハウスなどなど16種類。
こっちの方が古い映像なんですが、映像も凝ってるしジャンルの特徴もわかりやすいんじゃないかと。
3. ピアノ一本で「きらきら星」を28ジャンルに変化させる「”Twinkle, Twinkle” Piano Variations」
こちらはなんと一つの動画でワルツ、ディスコ、ボサ・ノヴァ、ロックンロール、サイケデリック・ロック、ファンク、レゲエ、ニュー・ウェイヴ、ハードロック、グランジ、テクノ、ダブステップなどなど28つものジャンルをピアノ一本で再現しています。さらに、この動画ではそのジャンルが登場した年代なども追いながら演奏してくれているので、それも意識しながら聞くと面白いです。
ピアノで聞くと同じジャンルでもまた違って聞こえますね。個人的にはニュー・ウェイヴとモダン・ダンス・ポップのパートが好きです。
そんなわけで音楽の歴史を振り返る演奏動画3本でした。
気になったジャンルがあればそれを漁ってみるのもいいかもですね。
うたいぬの今日の一言
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