名古屋ニコ系新年会「マンネーリレーレの悪夢」と福岡組の2日間
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──これは、「モンゴルへは行かない」と思った日の話。
名古屋でニコニコ系新年会が開かれるということで、結婚式の記事でお馴染み、手袋、まつりん夫婦と一緒に福岡組が旅をしたのでここに記す。
初日「パニックスネーク」
朝8時、まつりんさんからのザオリクで寝不足によるパニックを起こしながらも起床。10時前に飛行機に無事間に合ったところから話は始まる。
11時着。名古屋に上陸するのはかなり久しぶりだ。
僕たちは名古屋駅へ30分程で着いた後、最上階から名古屋城を見ながら
「パステルカラーとかどんなJKが建築主だよwww」
とかdisっていた。
今回、最初の目的はニコニコ動画ベーシストでありレナス(バンド)のなちゅきさんとの合流である。
待ち合わせ場所にて、先行して相手(なちゅきさん)を補足した福岡組は、即座に気付かれないよう背後に回りこみ、写メって相手に送りつけることに成功。
「普通写メったであろう場所へ追っかけてくるだろう」と予測した我々は、そこよりさらに離れた位置から、出てくるであろうなちゅきさんを待ちぶせしていた。
しかし、やはりなちゅきさんは只者ではない。外へ出てくる気配は一向になく、待ち合わせ場所に戻ると、銅像の如くその場から一切動くこともなく携帯をいじっていた。
「さあ、目的地に向かおう!」
そう、この日は新年会の前に昼からはセッションオフが行われているのだ。だから我々はスタジオを目指し、向かって……行かない。
なぜならば、事前にこのメンバー間では
ぼく「セッションオフどうします?」
手袋「行こうか」
まつりん「いや!行かない!」
なちゅき「行かない!!」
ぼく「行かない!!」
手袋「はい……。」
みたいなやり取りを終えていたのだ。(1名を除きセッション苦手)
早速、小籠包(ショウロンポウ)を食べながらうめぇうめぇ言いながら汗を流した。
その後は、やたらボーリングに行きたがる手袋さんをなだめながら、コメダ珈琲へ到着。
初のシロノワールを食べるまつりんさんに
「ノワールってフランス語で”黒”って意味やろ?白黒って掛けてるんやないかな」
という手袋さんのウンチクを適当に流しながら、僕はアイスココアのアイスをココアの中へ必死に沈めていた。
名古屋のゲーセンは一味違う
次に向かった場所は、なんとゲームセンター。もはや名古屋とか全然関係ない。
これも手袋さん案で、ぶーたれながら向かったのだがメダルゲームを始めた僕たちは予想に反し、あまりの面白さに1時間以上も競馬やパチンコ、メダル落としゲームを楽しんでいた。
そうして、気付けばもう新年会の始まる時刻。
「予定は予定。僕達が集合時間に間に合うように行く方が普段よっぽどありえない」
とか話しながら僕たちは足遅に会場へ向かった。
マンネーリレーレおじさんの悪夢
辿り着いたお店では既に殆どのメンバーが到着していたものの、まだ始まってはない様子。今回はニコ動系演奏者であり、なちゅきさんと同じくレナスのギタリストであるれもんさん主催ということで、70~80人程の大規模飲み会。
当然、知らない人だらけの会場ではみんなが名札を首からかけていた。
会場はモンゴルの家(ゲル)のようなお店で、円状にテーブルが置かれていた。僕は人見知りな上、中心を背にしていたので会場も見渡せず、ただ肩を潜め背後から来るかもしれない人間違えの肩トントンに怯えていた。
30分、1時間と経ち、なんだかんだ楽しみながらご飯を食べて、会場も盛り上がってきた頃に突然会場の明かりが落ちた。
とむ。さん誕生日おめでとう
アナウンスが流れ呼び出されたのは、お昼のセッションオフにて主催をしたギターのとむ。さん。なんと新年会の前日(追記:当日でした)が誕生日だったのだ。
ケーキやプレゼントに顔面パイが渡され、ヒューヒューフォーフォー会場がさらに盛り上がった。
すると、店主のおじさんが突然声高らかに司会を勤めだした。
そう、実は前もって情報を得ていたのだが、このお店は突然おじさんがモンゴル民謡みたいな歌「マンネーリレーレ」を歌いながらスピリタス(後にスピリタスではないことが判明)をみんなに注いでまわるというのだ。
(▼僕達ではないがYouTubeにあった参考動画)
会場はHEAT UP、手拍子とともに歌いながら会場中で酒を注いでいくマンネーリレーレおじさん。こえぇ。
誕生日の主役はもちろん何人もの人が餌食となり、ひとしきり盛り上がった後に新年会はお開きとなった。
もちろん僕は引きこもり人見知りの技術を活かし、目線を合さないことで無事回避。青りんごチューハイを延々と飲んでいた。
「ブログ見てますよ」うおおおおおお
参加者についてどの程度明かしていいのか分からないのでざっと書くが、以前行った関西オフや名古屋オフで知り合った人たちや、有名奏者と呼ばれる人たちも多く居た。全員と話せたわけではないが、久しぶりに会えて良かったよ。ただ一つだけ言うならば
drmさんに「ブログやってますよね?読んでますよ!」みたいなこと言われたのは予想の斜め上から豪速球で僕に突き刺さった。
いえーいdrmさん見てる-?
いや、すみません。本当すみません。
裏2次会
その後2次会には行かなかったものの、ただ帰るのも面白くないので、再び福岡組となちゅきさんとで飲みに行ったのだった。1次会解散時に一人佇む手袋さんの哀愁は今まで楽しんでいた人のそれとは思えなかった。
2次会も終え夫妻はホテルへ。僕だけお邪魔したなちゅきさん宅にて、ラブライバーの本領を発揮する家主の指さばきは忘れない。
結局5時過ぎまで語り明かした後、就寝。
帰宅日「楽器屋巡り」
翌朝10時には名駅に集合(遅刻)し、モーニングランチを食べたいという夫妻の要望で再びコメダ珈琲へ。本当に名古屋はカフェの店舗数と満席度がオカシイ。
今日の目的は、drmさんに教えてもらった「ここさえ行けば一通り楽しめる」という名古屋の面白い楽器屋巡りだ。
大体、大須~栄に集まっているということで、まずは大須観音にて初詣を済ませながら、最初に訪れたのはPLEKがあることでも知られるベース専門店「GRACIAS(グラシアス)」。
初めて行ったのですが、値段が付いていないハイエンドばかり置いてる恐ろしい店でした。
次に、訪れたのは中古楽器が並ぶ「KOMEHYO」。宝探しのようで中古屋好きの僕としてはテンションがあがります。高級なのはないけど竿の数はそこそこあります。
そして、「エフェクターフリーク」。珍しい中古のエフェクターなどが揃う楽器屋。ずっと欲しかったけど5000円以下じゃあまり見つけれなかったBOSS LS-2をお土産感覚で購入してみました。
その後も島村にまさかのdongroshが3本も置いてたりと、福岡よりきわどい品揃えが目を引きましたね。久しぶりの楽器屋巡り楽しかったです。
チビガリにはMサイズがツライ
歩いていたらお腹が空いたのでご飯を探し、カレーに決定!
なかなか美味しかったのですが、148cmともやし3人はSサイズを頼めばいいものを、みんなMサイズとか頼むもんだから最後は残しちゃうっていう。
もちろん僕も残り5口の時点でお腹はち切れそうだったのですが、「ご飯残すのヤダ!」って言う僕の中の眠れる獅子が目覚めてなんとか完食。
が、やばい。めっちゃ苦しい。
お腹はち切れそう。誰かボスケテって言うのが翌日朝まで続きました。良いモヤシのみんなはテンションに関わらずSサイズにしとこうね!
最後に一言。
凄く楽しかったよ。
だけど、ジェットスターの椅子は頭の部分が前のめり過ぎて、寝て意識を失う→首カクカクなる→寝る→カクカク(以下ループ)ってなるからダメ。
やっぱりもう一言。
今でもマンネーリレーレの歌が頭にこびりついて離れない。
うたいぬの今日の一言
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