有線ラジオで流れた「こりゃ来るわ…」と感じた曲11選!2013年6月~10月

【有線ラジオ】こりゃ来るわと感じた曲11選!【2013年下半期】

6月頃から10月までの間に有線ラジオ放送で流れていて、こりゃそりゃ売れるだろ!と感じた話題のとそのバンドやアーティストをピックアップ。中には既に十分人気の出ているバンドなどもいますが、良い音楽ということでそれも含めて紹介。

 

1. SiM / WHO’S NEXT

KILLING MEから徐々に人気が出だしたんですが、正直僕はあんまり好きにはなれませんでした。でも、最近出したばかりのアルバム『PANDORA』のリード曲『WHO’S NEXT』がめちゃくちゃかっこよかった。曲の後半からポストハードコアのように次々と展開していくんですが、その展開がまたいちいちかっこいい。

そしてもう一つ、KILLING MEであまり好きになれなかった原因の一つが、ベースのストラップの短さとツーステップするパフォーマンスなんですが、この曲ではフレーズやエフェクター使いがそんなことを上回ってめっちゃカッコ良かった。

 

2. 米津玄師(よねずけんし) / MAD HEAD LOVE

もともとニコニコ動画にハチ名義でボーカロイド作品を投稿しており、『マトリョシカ』や『パンダヒーロー』などの大ヒット作品を生み出していたボカロP。2013年5月に1stシングル『サンタマリア』でメジャーデビュー。

作詞作曲の他に、投稿した作品は絵や動画作成などもすべて自ら作っており、最終的に米津玄師として歌も歌うというマルチすぎるクリエリターである。

先日は久々にハチ名義で新作「ドーナツホール」も発表して、僕が投稿後1分で動画を開いた時には既に500近く再生されていたという、その人気の高さが改めてわかった。

 

3. OKAMOTO’S / JOY JOY JOY

ベースのハマ・オカモトはダウンタウン浜田雅功の息子である。他にもボーカル オカモトショウの父は世界的なジャズサックス奏者のスコット・ハミルトンで、ドラムのオカモトレイジは幼少期に「あっぱれさんま大先生」に出ていたという濃いメンバーだ。そして、経歴だけじゃなくハマ・オカモトとかベースがびっくりするぐらいめちゃくちゃうまい。

普段はこういう賑やかなのはあまり聞かないのだが、これは覚えやすくてよかった。SUPER BUTTER DOG(スーパー・バター・ドッグ)とかファンク好きにおすすめ。

 

4. パスピエ / フィーバー

ドビュッシーを象徴とする印象派をテーマに現代音楽に混ぜ様々なアプローチを試みるという顔も謎の4人組バンド。テクニカルかつユニークな歌詞の楽曲に、ボーカル大胡田なつきの歌い方が合わさってかなり癖になる。

パスピエについて詳しくは先日別記事『謎の多い注目のバンド『パスピエ』が徐々にキてる!』でも特集しているので、そちらも見て欲しい。

 

5. 黒木渚(くろきなぎさ) / はさみ

2012年12月1stシングル『あたしの心臓あげる』を九州限定でリリース。ボーカル 黒木渚の名をそのままバンド名にした3ピースバンド。

ライブでも雰囲気を大事にするといったスタイルで、黒木渚は前に対バンしたこともあるんだけど、ライブ運びもスムーズでうまかったです。リリースする曲がどれも予想よりも良くて、どんどん好きになった。

渚さんがボイトレ教室に通った理由は、『先生の発声練習の時に部屋中のガラスが震えたからここに通うしかないと思った』と言ってたんですが、ボイトレ前の歌声は知らないけど、めっちゃ歌上手い。福岡発で今一番の注目バンド。

 

6. HKT48 / メロンジュース

AKB48の姉妹グループであり、秋元康プロデュースで福岡を中心に活動する平均年齢13.8歳のアイドルグループ。AKB48から指原莉乃が移籍した先でもある。

2年くらい前の職場の同僚がアイドルおっかけで、ライブもよく行ってた。僕も興味があったので一回福岡ヤフードームでライブも見たことあるけど、若さと元気溢れる感じでほんわかしました。

そして最近、有線ラジオで流れていた『メロンジュース』が面白いくらいハマる曲だったのです。適当な動画がなかったのでショートVerです。

 

7. 阿部真央 / 天使はいたんだ

『ふりぃ』などで既にヒットしている阿部真央の5thアルバム『貴方を好きな私』に収録されている『天使はいたんだ』がかなりぐっときた。曲はなんとなく10年くらい前の雰囲気を感じるのは気のせいだろうか。

ちなみに阿部真央は大分出身でONE OK ROCKのファンらしい。こちらも適当な動画がなかったのですが、弾き語りで歌ってる子の動画がよかったのでそちらを載せておきます。

 

8. THE ORAL CIGARETTES / Mr. ファントム

2011年に結成されたばかりだが、MASH A&Rオーディションにてグランプリを獲得したことで一気に注目されたらしい。正直これより前の動画を見た時はピンとこなかった。でもMr.ファントムはテンポが早くノリの良いダンスロックということで聴いてると自然とノッてしまう。今後の活動に期待。

 

9. →Pia-no-jaC←(ピアノジャック) / ジムノペディ 第1番(エリック・サティ)

ピアノとカホンの二人からなるインストゥルメンタルユニット。→Pia-no-jaC←(ピアノジャック)はこの曲で改めて超かっこいいと思えた。カホンが8分になるパートの明るくて悲しい壮大な雰囲気大好きです。

ちなみに→Pia-no-jaC←という左右の矢印は左から読むとピアノ(Piano)、右から読むとカホン(Cajon)と読めることを表している。エァイッ!

 

10. クリープハイプ / 憂、燦々(ゆう、さんさん)

僕の中では今のサブカル系バンド代表。声の高さは凛として時雨を思い出させて人を選ぶと思う。しかし、憂、燦々(ゆう、さんさん)のサビ前のカーンという音といい何かと耳に残って気にかかるバンドである。MVのストーリーは僕にはよく分からない。

ちなみにニコニコ動画のベース演奏者が集まってベーシスト同士の結婚式を祝ってみたの新婦まつりんもクリープハイプに激ハマリしていた。

 

11. KANA-BOON(カナブーン) / ないものねだり

こちらもサブカル系バンドになるのだろうか。歌詞とメロディーが特徴的。関西発のバンドだが2013年4月に上京後、9月に1stシングル「盛者必衰の理、お断り」でメジャーデビュー。ないものねだりのPVで彼氏彼女役の二人が歌詞通りに口ずさんでるのが印象的。このPVでボーカルを見てるとRADWIMPSのボーカル野田洋次郎を思い出すのは僕だけだろうか。

 

以上、有線ラジオ放送で聴いてこりゃ来るわと感じた曲11選でした。