エセSlipknotが語る『ようかい体操』アレンジの裏側&音楽妖怪大特集
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──前回の『ゲラゲラポーのうたエモカバー』に引き続き早くもニューアレンジを投下してきたYASU&UTAINU。その早さに反比例するかのように投稿から既に15週間もたった今、今作についてのインタビューがようやく公開されようとしていた。
与謝野くん(以下──):さて、前回に引き続き、司会を務めさせていただきます。与謝野くんです。お二方の前作『ゲラゲラポーのうた EMO Cover』に続き、今作は妖怪ウォッチ関連の話題の中でも一際高い人気を得ている『ようかい体操第一』をSlipknot風にアレンジしてみたということですが、なぜこの曲に、このアレンジなのでしょうか?
▼今回公開された動画『もしもSlipknotが妖怪ウォッチの「ようかい体操第一」を演奏したら 』
うたいぬ:なぜこの曲を選んだのかと言うと、「面白いから」の一点ですね。歌詞やメロディーはもちろん人気も高いので、そこに混ざったら一緒に楽しめるんじゃないかと感じました。アレンジに関しては、最初は別のアレンジで進めてたんです。それこそ前作と同じようにエモカヴァーでしたよ。
──そこからなぜ今のようなハードコア、メタルの要素が強いアレンジになったのでしょうか?
YASU:他のアレンジはパンチが足りなかったし、前回とアレンジに変化を付けたかったからです。あとハードコアやメタルの方がパンチがあるし、分かりやすいですよね。なにより自分も好きなんで。
──欲望のままにというわけですね。ところでお二人は妖怪やおばけというものは信じていますか?
YASU:実体験が結構あるので信じています。恐怖しかないんで無いにこしたことは無いですけどね。日常生活以外でも、先日テレビで妖怪を見ました。これなんですけど。
うたいぬ:山下達郎さんに失礼すぎでしょwでも確かに音楽界にも妖怪と呼ばれるものがいますよね。
──音楽界の妖怪……いますよね!という訳で、ここで突然ですが、『音楽界の妖怪大特集!』のコーナーです!
音楽界の妖怪大特集!
──音楽界に存在すると言われる数々の妖怪たち。それらは前触れもなく突然現れそして消えてゆく。日頃からたまに起こる摩訶不思議なできごとは妖怪のせいなのか……
妖怪ピック隠し
買ったはずのピック、沢山あったはずのピック、ギターに挟んであったピックを持ち去る。まれにピックを買いにいった後に失くしたはずのピックをポケットに一枚しのばせるなどのいたずらもする。
妖怪ライブ中の機材トラブル(本番のみ)
あくまでライブの本番のみ現れる妖怪。リアクションを取りにくい変なタイミングで弦を切ってくる。切れなくてもアタックのダメージでチューニングを狂わすなど抜かりが無い。また、怪光線でアンプやスピーカーからノイズを出したりハウらせたり、シールドを抜き、音が出なくさせる。普段から爆音の中自分の音が聞こえない者にとっては、音が出なくなっても気付かないため関係なく演奏しつづける。
打ち上げ座敷わらし
打ち上げ中盤から後半にかけて出没しやすい妖怪。誰とも会話することなく、周りの会話を聞きながら微笑んでいる。飲み物がなくなっても、飲んでいる振りを続けることがある。
妖怪ライブ中に人差し指から血
ライブ中に爪を削る、指先から血を出す、楽器に血が飛び散らせる。たいていの場合、被害にあった演奏者は出番後まで気付くことがない、蚊(デングではない)のような存在の妖怪である。
──音楽界にはびこる不思議な現象の数々。果たしてそれらは本当に妖怪のせいなのか。信じるか信じないかはあなた次第……。
──さて、というわけで気を取り直しまして最後に、前作から早いリリースでしたが、今後の見通しなどはありますか?
YASU:今後もリリースは続けいく予定です。一辺倒の活動にならないように方向性は色々と変えていきたいと思っています。次のアレンジも決まっていますので楽しみにお持ちください。
うたいぬ:二人でやる音楽にはまだまだ可能性が多くあると思っています。とにかく楽しみながらどんどんやっていきたいですね。
後日談
さて、お気付きの方も居るかもしれないが、このアレンジ動画は3ヶ月も前にニコニコ動画にあげたものでようやく今日になってYOUTUBEにもあげられた。そして、この記事は同じく3ヶ月前に書かれたものです。
なぜ遅れたのかって?
それは、ぼくの怠慢
もちろん、妖怪のせいですよ。
うたいぬの今日の一言
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